【ワンピース式経営】勉強会

以前TOC研修をさせていただいた、
株式会社ワンピースさん主催の、
【ワンピース式経営】勉強会に参加させていただきました。

フロー経営

フロー経営は、天外伺朗さんが提唱されている自立型経営の仕組み作り。
指示しない、内発的動機をつくり、自発的に行動する組織づくり。
その、フロー経営に、ティール組織、アメーバ経営、等を取り入れながら、自立型組織を実現させて、劇的な成果を出されてるのが凄い。

自立型組織の実現のために

これまでは上司が決定した事をスタッフが実行するという流れになり、指示命令と管理で、やらされ感満載で、モチベーションも上がりません。これが外発的動機のマイナス効果です。

一方で、自立型組織では、意思決定のプロセスに皆が関わり、自分たちで意思決定をし、自分たちで達成のための努力をする事で行動のモチベーションも上がるし、達成したときの達成感も大きなものとなる。これが内発的動機のプラス効果です。

この自立型組織の実現のためには、いろんな権限をスタッフに委譲する必要があります。

社長の心のバッファと強い意思決定

フロー経営を実践し、スタッフに意思決定の権限を渡していくと、遠回りになる事も多くあると思いますので、それを許容するだけの社長の心のバッファが重要だと感じました。

社長ですので、今までの経験でうまくいかない可能性があったとしても、あえて失敗を許容するということが重要になってくる。それが自らの成長となり自律的組織につながっていく。
そのためには、コントロールしたい気持ちをグッと抑える気持ちが重要になります。
もちろん程度の差はあると思いますが、コントロールしてしまったり、自分でやってしまったりすると、自立型の道が閉ざされてしまう事があります。

この我慢ができるかどうかが重要な分かれ道になります。
スタッフの成長に対する思いと、会社全体のハッピーを本気で考えていなければできない事なので、やはり社長の意思決定が重要ですね。