ザ・ゴール(TheGoal)

エリヤフ•ゴールドラット博士のTOC(制約条件の理論)の小説です。



ザ・ゴール(TheGoal)

突然宣告された工場閉鎖の告知。
閉鎖までたった3か月の猶予期間。
そんな状況の中、機械メーカーの工場長アレックスが、
TOC(制約条件の理論)のノウハウを手探りで取込みながら、
業務改善させていくプロセスを小説にしたものです。

 

ストーリーじたてで、ワクワクハラハラしながら
TOC(制約条件の理論)が理解できるようになっています。



本の中では、

危機回避のため生産改善に取り組むのだが、

なかなか状況が改善できず、現場はさらに混乱していく。
家庭をかえりみず休日返上で工場の危機に挑んでいるのだが、

そのつけが家庭にも、、、

実際の現場で、誰もが経験しうる事が展開されていきます。

 

生産性を上げるためには?

そもそも工場の目的とは?

会社の目的とは?

ボトルネックとは?

そして、自分自身の目的とは?

 

物語の中で登場する、主人公の恩師「ジョナ」からのアドバイスを実行していくうちに、

徐々に、徐々に改善の兆しが見えはじめる。
そんな中、息子とのハイキングである出来事が決定的なヒントになり、

改善の糸口が明確になっていく。

 

 

目の前の仕事の最適がもたらす、全体最適への影響は?

利益を疎外する「根本原因」とは何か?

 

凝り固まった「思考」の枠を外し、

部分に捕われず、全体を俯瞰し、全体の目的を再確認する事で解決策が見えてくる。

そして、重要な事と重要な動きが見えてくる。

 

小説を楽しく読んでいるだけで、様々な気づきや発見がある素晴らしい本です。

 

ザ・ゴール(TheGoal)を読み終わると、TOC(制約条件の理論)を取り入れて、早く会社の改善をしたくてウズウズしちゃいますよ!